恵比寿の処方解析 NO68 スタチン系薬剤のプレイオトロピック効果
2014年 02月 23日
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恵比寿の処方解析 NO68
スタチン系薬剤のプレイオトロピック効果
70代男性 透析実施
RP) チクロピジン塩酸塩100mg 2錠
アイトロール20mg 2錠
沈降炭酸カルシウム高リン血症用 2錠
分2 朝夕
アーチスト10mg 1錠
バイアスピリン100mg 1錠
アムロジピン5mg 1錠
分1 朝
ラベプラゾール10mg 1錠
プラバスタチン10mg 1錠
分1 夕
ワークミン0.5μg 1P
分1朝
さて、脂質異常は
腎機能低下を進行させるリスクであることは
広く報告されています。
よって、 スタチン系薬剤を本来の
脂質低下作用とは別の目的で処方し、
(今回の上記処方例が別の目的であると
決めつけているわけではありません)
「プレイオトロピック効果」を期待する
処方が増加しています。
では、スタチン系薬剤の中で
血清クレアチニン値を変化させる作用が
軽度の薬剤は次のうちどれか?
(腎機能改善作用の少ないと考えられる薬剤)
1)プラバスタチン(代表名メバロチン)
2)アトルバスタチン(代表名リピトール)
3)ロスバスタチン(代表名クレストール)
4)ピタバスタチン(代表名リバロ)
・・・4択になってる。まるで国試みたい。
恵比寿