セファランチン錠 円形脱毛症 20錠=20mg/DAY
2009年 11月 28日
円形脱毛症 ほか いろんなケースで処方される薬。
タイトルの1日20錠処方も散見されるようです・・・
玉咲ツヅラフジから抽出されたアルカロイド。
(適応)
円形脱毛症
放射線による白血球減少症(あまりケースない)
まむし咬傷(注射のみ)
滲出性中耳炎(注射のみ)
作用点ははっきりしないが、弱い免疫抑制作用があるようである。
歯科領域では、アフタなどに対して割と使われているようである。
以前は
結核患者に投与され、その副作用として頭髪が濃くなった人が出た、
という理由から円形脱毛症に用いられるようになった、との噂があるが、定かではない。
円形脱毛症に対して、添付文書では~2mg/dayとなっているが、
実際は10倍量以上使用される
セファランチンの会社への質問、1995年11月
問:添付文書中の円形脱毛症の適応量が1.5から2ミリとあるが
実際の処方量と大きな違いがある理由は?
答:50年前に添付文書がはじめて作られて以来、
服用量の改訂はされていない。
実際の処方量等は疑義解釈委員会で審議され、だんだん増量されてきた。
30ミリより50ミリで使用する。
もし行うとしたら、20mg/dayから初めて、50mg/dayまで増量する。
恵比寿