痛風つうふうリスクについて
2010年 01月 29日
痛風=プリン体
これが、標準的な思考・・・
そう簡単ではないのだ。
プリン体は 肉類、魚類、ビール、
そして ほうれん草、カリフラワー
にも含まれることは
あまり興味をもたれていない。なぜか?
野菜にも高プリン体食材があるのだ。
しかし、
高プリン体の野菜は痛風発生のリスクにはなりにくいのだ。
(ちなみに、ほうれんそう、カリフラワーは豚ロース、バラ、牛肩ロースと同程度)
コーヒー
の摂取が毎日4から5杯飲用する場合
痛風リスクが40%程度も低下することもあまり知られていない。
コーヒー=カフェイン という図式が 浮かぶが・・・
カフェインがいいのか?いや
カフェイン自体はテオフィリンと同様な骨格から
逆に 尿酸を上昇させてしまうだろう。
(テオドール、テオロングの副作用に血中尿酸値上昇がある。代謝されると尿酸へ・・)
カフェイン以外の物質が、
ある酵素を抑制したり、インスリンの感受性を上昇させているのかもしれない。
さらに、オレンジジュース、リンゴジュースなどフルクトースを含有する
ジュースは痛風リスクが上昇することも知られていない・・・
追加で
清涼飲料水を飲む量が増えるほど
血清尿酸値が上昇することも知られていない。
実は、ビールを飲むのと同じ程度の尿酸値上昇が生じていることもあるのだ!
何事も ほどほど に ・・・
今回、自己採血健康診断にて
尿酸値が高かった!
恵比寿 でした・・・