心理学 やせ型 肥満型 性格分析
2008年 01月 19日
まずは、
痩せ型
痩せていて、貧弱な印象を受ける体付き。顔も細く、青白い肌をしている人が多い。彫りが深い顔立ちで、鼻が高く、あまり顔に表情を出さない。
痩せ型の性格
・ 非社交的。
・ あまり喋らない。
・ 人との間に境界線を作って、なかなか本音を言わない。
・ 一人でいる方が気が楽で、孤独を好む。
・ 神経が繊細で、傷つきやすい。
・ 人に対して冷たいところがある。
・ たまに皮肉を言うことがある。
・ 自己愛が強く、人の事より自分の事を大事に思う気持ちが強いが、その反面、人と協調出来ない自分に劣等感があり、葛藤を感じている。
・ 真面目で頑固な考え方をする傾向がある。
・ 思慮深いが、ときおり思い込みが激しい解釈の仕方をする。
・ 自分の関心のあることに対しては、人が気にしないような細かい所まで気にするが、関心のあること以外には、無頓着で鈍感。
・ 霊や宇宙、宗教など、神秘的な世界に興味がある。
痩せ型の体型の人に当てはまる性格の傾向を、内閉性気質と言います。
内閉性気質は、分裂病質人格障害や分裂病型人格障害との性格傾向の類似性が感じられます。その為、内閉性気質は、分裂病質人格障害や分裂病型人格障害になりやすい気質と考えられます。
つぎは、
肥満型
体全体に丸みを感じさせるくらい太っていて、汗っかき。丸顔で赤ら顔、団子鼻で首が短い。男性の場合、中年以降は髪の毛が薄くなる人が多い。
肥満型の性格
・ 食べることが大好きで、人一倍食べる。
・ 面倒くさがり。
・ いつも笑顔を絶やさないような表情の人で、陽気な性格。
・ お喋りで、よく冗談を言い、気取らない話し方をする。
・ 気分に波があって、元気がないような時もあるが、おおむね陽気な性格でいることが多い。
・ 明け透けで、正直。
・ 大らかな人。
・ 社交的で、人に気軽に話しかける。
・ 親切で世話好き。
・ けっこう頭の回転が速い。
・ 多少、行き当たりばったりでもあるが、物事を現実的に処理する能力に長けている。
・ 衝動的なところがあり、思いつきで喋ったり、自分勝手に行動してしまう事がある。
・ 好奇心旺盛。
・ 移り気で飽きっぽい。
・ ずぼらで、細かい事にこだわらない。
肥満型の体型の人に当てはまる性格の傾向を、従来の心理学の性格類型で言い表すとすれば、同調性気質 (循環気質 躁鬱性気質) になります。肥満型以外の体型の人にも、同調性のある性格が見られます。判りやすく区別する意味でも、肥満型の体型の人に当てはまる性格の傾向を、軽操性気質と呼んでいます。
従来の心理学では、統計によると肥満型の体型の人に双極性障害(躁鬱病)の患者が多いので、肥満型の体型に多くみられる性格傾向を、双極性障害の病前性格のように捉えられています。その為、双極性障害のように、気分が高揚している時と陰鬱になっている時が交互にくるように解釈されているようです。
肥満型の人は元気がないような時もありますが、基本的には陽気な性格です。陽気な気分と憂鬱な気分が交互にくるというよりも、陽気な気分でいることが多いようです。陽気な性格の人でも、時には気分がトーンダウンしたり、考え事をしていて寡黙になることはあります。肥満型の場合はかなり太っていて、疲れやすいというのも元気がない時の理由の一つとして考えられます。憂鬱な気分になることもあるかもしれませんが、それは肥満型ではない人にも、誰にでもありうることです。
ちなみに、普段は陽気な性格で時には憂鬱になるのは、小児性気質の人に多い。
双極性障害では、気分が高揚している状態を軽操状態(躁状態)と表現することもあります。軽操性気質の軽操性は、軽操状態の時のような高揚した気分を意味しているのではありません。軽操性とは、性格が陽気で多弁、社交的で人に気軽に話しかける、頭の回転が速い、衝動的なところがある、好奇心旺盛で色んなことに興味を持つ、移り気で飽きっぽい、細かい事にこだわらないなどの特徴がある、軽快な精神性を意味しています。
皆様はいかがですか?
恵比寿