はしか 神奈川県 流行?
2008年 04月 11日
が、流行しつつあるようです・・・
はしかとは・・・
はしかの症状は、感染から約7〜14日後に現れはじめます。感染した子供には、まず発熱、鼻水、のどの痛み、激しい空せき、眼の充血などが現れます。ときには、眼が明るい光に対して過敏になることもあります。2〜4日後には、口の中に小さな白い斑点(コプリック斑)ができます。
症状が出はじめて3〜5日たつと、ややかゆみを伴う発疹が現れます。この発疹は耳の前部や下部と首の両側に、平らで不規則な形の赤い部分として現れますが、すぐに盛り上がってきます。顔の発疹が薄れていくにつれ、1〜2日以内に発疹は胴体、腕、脚に広がります。
病気のピーク時には、子供は非常に具合が悪くなり、発疹は広範囲に広がり、体温は約40℃を超えることがあります。3〜5日のうちに熱は下がり、子供の具合も良くなって、残っていた発疹も急速に消えていきます。診断は、典型的な症状と特徴的な発疹に基づいて行います。特別な検査は行いません。
はしかにかかった子供の1000人に約1人が脳の感染症(脳炎)を発症します。脳炎が起きるときは、普通、発疹が現れてから2日から3週間後に高熱、けいれん、昏睡などで始まります。この病気は短くて、約1週間で回復することもありますが、長びいて脳の障害や死をもたらすこともあります。
肺炎(特に乳児の場合)や中耳炎のような二次的細菌感染症が起こることも非常に多く、はしかの子供はレンサ球菌感染症に特にかかりやすくなります。まれですが、血液中の血小板レベルが低下して、子供があざや出血を起こすことがあります。
治療法は
はしかには特別な治療法はありません。米国の一部の医師は、はしかで入院している月齢6カ月から2歳までの子供にビタミンAを投与します。この理由は、ビタミンA欠乏症がよくみられる国で、ビタミンA投与がはしかによる死亡数を減らしたためです。はしかの子供は、暖かく快適な状態におきます。発熱を軽減するために、アセトアミノフェンやイブプロフェンを投与することもあります。二次的な細菌感染症が起こった場合は、抗生物質を投与します。
--メルクマニュアル家庭版より--
皆様、ご注意を・・・
恵比寿