新 薬剤師 恵比寿の処方解析 NO6
2008年 04月 30日
コメントいただいております、
ふなくらだいこく様、
いつもありがとうございますm(__)m。
今回も だいこく 様のお書きになられたような解析になります。
解析)
今回は、皮膚科でトリプタノール処方から、まず「疼痛」を疑い、
メジコンの長期投与で「鎮咳」ではないと考えます。
メジコン錠は
NMDA(N-methyl-D-aspartate)受容体拮抗作用を有しており,
糖尿病性末神経障害や
帯状疱疹後神経痛等に
適応外使用されることがある。
NMDA受容体は中枢神経系の興奮性神経伝達物質である
グルタミン酸やアスパラギン酸の受容体で,脊髄後角細胞に作用し,
神経因性疼痛の増幅や慢性化に関与しているといわれております。
以上から、
メジコンは慢性疼痛、帯状疱疹後の長期疼痛処方となります。
追記)今回のケースは、記憶を辿ると
解析ではなくて、医師に疑義紹会した際に
医師から教えていただいたケースでした。m(__)m
恵比寿