手足口病 子供さん 流行
2008年 07月 09日
手足口病
が、発生することが多くなります。
学校、保育園などでウイルスをもらってしまうケースが
多いようです・・・
症状))
手のひらや指、ひじ、足の裏、ひざ、おしり、口腔内に水疱性の発疹が現れます。
乳児はとくにおしり、ひざ、ひじに発疹がよくみられます。
発疹は時にかゆみを伴います。
発疹は2~3日で褐色の斑点になって、5~6日で消失します。
口腔内の発疹は口唇の内側、
頬の内側、舌、軟口蓋(上あごの内側)にでき、
潰瘍(かいよう)になるので水がしみて疼痛(とうつう)を伴います。
このため哺乳力低下や口からものが食べられなくなり、
脱水症になることもあります。
発症初期に38℃前後の発熱が、
2分の1から3分の1の症例にみられます。
合併症として下痢を伴うことがあります。
まれに髄膜炎や心筋炎の合併症があるので、
経過中のたびたびの嘔吐や頭痛には注意が必要です。
治療)) 対症療法といって、症状を抑える(治療の一環で、自然治癒を期待する)
薬がメインになります。
●標準治療例
高熱・咽頭痛・頭痛に対して
アセトアミノフェン1回量体重1kgあたり10mgを坐薬(アンヒバ)や経口(ピリナジン、カロナール)で、6~8時間開けて使用します。
例))15kgは150mg
・皮疹に対して
かゆみを伴う場合は、レスタミン軟膏を適宜外用します。
恵比寿薬局近医では、口腔内用にケナログ、体幹用にアンダームレスタミン等量混合
軟膏を処方されてます。
・下痢に対して
ラックビー 1.5~2gを1日3回内服します。
恵比寿

木村 健 / / じほう
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