トピナ錠・・・
2008年 11月 06日
トピナ錠
協和発酵から、約1年前に薬価収載になった
分類は抗てんかん薬です・・・
最近、処方が目立つようになりました・・・
他の薬とどのように違うのか?
まとめてみました・・・
メルクマニュアルより抜粋
てんかん発作の治療に使われる主な薬
カルバマゼピン
部分発作および全般発作
クロナゼパム
欠神発作、ミオクローヌス発作、脱力発作、乳児けいれんの消失、
ジバルプロエックス
欠神および複雑部分発作
エトスクシミド
欠神発作
フェルバメート
複雑部分発作;他の薬がすべて効かない場合に、他の抗けいれん薬と併用
フォスフェニトイン
てんかん重積状態
ガバペンチン
複雑部分発作;他の抗けいれん薬と併用
ラモトリジン
複雑部分発作および全般発作;他の抗けいれん薬と併用
レベチラセタム
複雑部分発作;他の抗けいれん薬と併用
ロラゼパム
てんかん重積状態
ミダゾラム
てんかん重積状態
オキシカルバゼピン
成人の複雑部分発作には唯一の抗けいれん薬として、あるいは小児および成人の複雑部分発作にその他の抗けいれん薬と併用
フェノバルビタール
部分発作および全般発作、てんかん重積状態
フェニトイン
部分発作および全般発作;てんかん重積状態には薬を静脈投与
プリミドン
部分発作および全般発作
チアガビン
複雑部分発作;他の抗けいれん薬と併用
トピラメート
複雑部分発作;成人には他の抗けいれん薬と併用
バルプロ酸
欠神発作、ミオクローヌス発作、全般発作、部分発作、乳児けいれん
ビガバトリン
複雑部分発作;他の抗けいれん薬と併用
ゾニサミド
複雑部分発作;他の抗けいれん薬と併用
トピナ錠が注目されているのは、添付文書の薬効薬理にある
「作用経路の多さ」
4ルートが注目されて、処方されているようです。
あえて、命名するなら トピナ錠は
「抗てんかん薬の中でも広域スペクトルを有する薬剤」
といえるようです。
「てんかん」の領域は、医学がかなり進歩していても
なかなか解明されない分野なので
いろいろな作用ルートを持つ薬剤は
貴重なようです。
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