横須賀市 市長選速報 2009年 最新版
2009年 06月 29日
無党派・33歳の吉田雄人氏が官僚市長に歯止め
前市議の吉田雄人氏(33)が再選を目指した現職の蒲谷亮一氏(64)との接戦を制し、
4,481票差を付けて初当選した。
吉田氏は無党派・市民派選挙で「36年間続いた中央官僚出身の市長を変えよう」と訴え、
蒲谷氏は自民・民主・公明各党の議員らが応援する組織型選挙だった。
確定得票(23時05分)は、吉田雄人氏68,628票、蒲谷亮一氏64,147票、呉東正彦氏23,134票。
横須賀市長選挙結果2009
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任期満了に伴う神奈川県横須賀市長選は28日投開票され、
元市議、吉田雄人氏(33)=無新=が、
再選を目指した蒲谷亮一氏(64)=無現=
と弁護士、呉東正彦氏(49)=無新=を破り初当選した。
吉田氏は、
千葉市の熊谷俊人氏(31)、三重県松阪市の山中光茂氏(33)に次ぎ、全国で3番目に若い市長となる。
地元の小泉純一郎元首相が全面支援した現職の敗北だけに、
小泉氏の次男、進次郎氏(28)が立候補表明している次期衆院選にも影響を与えそうだ。
現職の蒲谷氏は小泉氏や大半の市議らの支援を受け無所属で出馬し、2期目を目指した。
一方の吉田氏は、蒲谷氏が旧自治省出身であることを批判し、「脱官僚」や情報公開を訴え、初当選した。
当選後、
吉田氏は「小泉元首相にしろ、民主党にしろ、政党が横須賀を変えることはできないことが証明された」
と語り、
敗れた現職の蒲谷氏陣営は「小泉人気も通用しなかった」(幹部)と肩を落とした。
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恵比寿